修繕積立金の現在高が中古住宅価格に反映されない 2026-7

前に本欄で修繕積立金の現在高が中古住宅価格に反映されないのはおかしいという話を書いた★そのつづき★最近では一部借入金で大規模修繕工事をするところも増えている★工事完了後に値打ちの上がった分を加えた新価格で売り出す★新しい購入者は区分所有者になったわけだから借入金を返済する義務がある★値打ちの上がった分は借入金で工事をしたのだから購入者は値上分を二重に負担することになる★購入時に説明があってその分値引きするのが本来の筋だが、その可能性はまずない★ことが売買だから管理組合が直接かかわりを持つ話ではないが、新しく組合員になった購入者からは何故前の人の借金を払わなければならないかと聞かれることは必至である★足りなければ借入金で工事をと簡単にいう人が多いがこの矛盾を忘れないでほしい。

 (集合住宅管理新聞「アメニティ」2026年7月号)