断捨離で出て来た懐かしの品々 2022-6

カエルの人形は亡き母を思い出します
先日、やっと墓参りへ行ってきました

 新しい年を迎えてから半年目の六月です。コロナ禍は、いつまで続くのかと予防に励みながら日々過ごしています。が、少しずつ規制も緩和されて来ました。油断は禁物だとは思っています。それでも、少しずつコロナ以前の生活に戻りたいと思い始めています。
 コロナ以前、夢中になって通っていた、スポーツジムは、感染が心配だったので休会していました。スタジオプログラムのダンス系が好きだったので、人数制限があると楽しみも半減というのもありました。終息したら、再び通う予定でいましたが、一年が経過した頃、退会するようにと連絡あり不本意でしたが、受け入れました。仕事柄、万が一があったら困るので仕方ありませんでした。
 そんな訳で、仕事が休みの日でも早起きして、まずはスポーツジムで汗を流してから一日が始まるという生活をしていたのが変化し、日用品の買物以外は外出しないで家に居る様になりました。貧乏症なので、何かしていないと駄目人間になった様に思ってしまうタイプなので、何かしないとなと考えて、コロナ禍で多くの方々がそうだった様に、家中の大掃除、断捨離をしたのです。3LDKのマンションの居室に驚く程の不用品が収まっていた事は、以前も書いたと記憶しています。
 そんな中で、まだ持ってたんだという物も出て来ました。小学校一年生の夏頃、風邪をこじらせて寝込んでいた私に、母が薬局に頼み込んで貰って来てくれた、カエルの人形です。手足が動いたので、布団の中で動かして遊んでいた様子を思い出しました。50年以上も前の亡き母との温かい思い出です。
 そして、先日、父、母、夫の眠る墓地へ行って来ました。大掃除をしていると思い出の品がいろいろ出て来ましたが、それらは一部を残して処分させてもらったので、その報告とコロナ禍で命日の墓参りも自粛していたのでその謝罪もして来ました。実家も近いので姉と合流し久し振りの会食も嬉しかったです。
集合住宅管理新聞「アメニティ」2022年6月号掲載)
【つづく】