ワクチン接種しました 2021-07

接種前は不安でしたが
案ずるより産むが易し

 連日のコロナ関連のニュースや東京オリンピックへ向けた政府の動きを見守り続けています。何が正解なのか、私自身の中で考えても考えても答えは見つかりません。
 そして、7月を迎え、延期になっていたオリンピックは開催へ向けて動き出し、ワクチン接種も現実のものとなって来ました。不安だからと畏れるのではなく、その時、その時で出来る最善を尽くすと決めました。
 私は、高齢者の方の施設で働いているのでPCR検査、ワクチン接種は必ず実施されるものであると感じていましたが、25歳という若い年齢の次男は遠い場所での事で、自分自身には関係無い事に感じていたようです。が、他の地域より意外に早く〝ワクチン接種券〟が届きました。予約出来るのは、まだ先ですが、多くの風評がある中でも、接種を受けるのが最善と考えています。親としては、若き所以の副反応が心配ですが、都内へ通勤している毎日の不安を少しでも減らすためには、一日でも早く接種してもらいたいと思います。
 さて、高齢者施設従事者である私は、先月の上旬に、1回目、末に2回目のワクチン接種を終了しました。副反応は1回目の時は、2回目の時よりは軽かったです。筋肉注射なのでその部分を中心に痛くて寝返り打つのが辛かったです。でも、それは2回目には消失しました。2回目の時は、それに頭痛が加わりました。念のため鎮痛剤を飲みましたが、それも2日目には気にならなくなりました。
 接種前は、やはり怖くて万が一の場合に備えて息子に遺言でも残そうかと考えました。一人暮らしのスタッフは夜が怖かったそうです。いつでも電話していいからねと伝えてありましたが、翌日、元気に出勤して来ました。
 全ての事が初めてなので、多くの噂に一喜一憂してしまい必要以上の不安に振り回されてしまいますが、案ずるより産むが易しだと思います。一人ではありません。皆で乗り越えて行きましょうね。

集合住宅管理新聞「アメニティ」2021年7月号掲載)
【つづく】