
おかしいと思ったら泣き寝入りせず主張 2025-9
大阪のある管理組合がマンションの外側に垂れ幕・横幕を出した★曰く「想いを壊し。心を潰す」「民泊マンションを隠ぺい」★隣地で建設中の賃貸マンション建設業者を批判した宣伝だ★業者が説明にきたときは新婚・単身者むけの賃貸マンションだといったが、WEBを見ると民泊プロジェクトと書かれていた★そこでマンション住民は、騙された、民泊でプライバシーが侵されると垂れ幕宣伝に乗り出したわけだ★業者側は民泊についてはまだ検討中だ、聞かれたときには伝えている、それなのに反対宣伝は名誉棄損だと損害賠償・宣伝中止を求めた★この裁判結果は一・二審とも請求棄却で管理組合側の勝ち★この程度の宣伝文は論評の範囲であり、真実でないというほどではないと判断★おかしいと思ったら泣き寝入りせず主張した成果だ。
(集合住宅管理新聞「アメニティ」2025年9月掲載)