床の張替の見積もりを出したが、B社とH社の金額が違いすぎるが… (2005年10月号掲載)

Q.

ヘルスメーターを洗面所の床(クッションフロアー貼)に置いて使用したら、床に汚れが付いたので、ヘルスメーターの会社(A社)に交渉した結果、床の貼替費用はA社が負担することになりました。マンションの元施工(S建設)の紹介で、業者(B社)から見積(約22万円。床面積約3.7m2程度、洗濯パンの脱着とも)を入手した所、工事費を負担するA社から高すぎるとの話があり、このためA社の知り合いの会社(H社)から見積を入手したら約10万円でした。相談者としては、元施工の紹介の会社(B社)に依頼したい。
見積書の内容はどう違うのでしょうか?
尚、見積書の項目にクッションフロアーを剥がした後の下地処理費がH社にはありません。仕上がデコボコにならないか不安です。

 

A.

見積の項目は、見積会社によって異なるので、工事の内容、品質と直接関係はありません。今後の対処方法としては、H社に対してはB社と同じ項目での見積書の再提出が望まれます。B社に対しては、工事費を安くするための交渉が必要です。(工事としては2人で1日程度と考えられるので、B社は材料費、産業廃棄物処理費を除くと約8万円/人・日、H社は約2.75万円/人・日)。B社はこのような工事に慣れていないのか高めのように思います。

回答者:NPO日住協協力技術者
一級建築士 近藤武志
(2005年10月号掲載)