令和元年空き家所有者実態調査の集計結果を公表/国土交通省

 国土交通省は、住宅局が実施した2019年空き家所有者実態調査集計結果をとりまとめた。

 同調査は、全国の居住世帯のない住宅(空き家)について利用状況、管理実態などを把握し、空き家に関する基礎資料を得ることを目的としている。

  調査の対象は、2018年住宅・土地統計調査(2018年101日現在)の調査区から無作為に抽出した調査区内において、「居住世帯のない住宅(空き家)を所有している」と回答した世帯を調査対象に  調査対象となった居住世帯のない住宅(空き家)について、住宅地図との照合により、当該世帯の連絡先等を把握し、2019年11月~2020年1月にかけて、郵送により調査票を配布して調査票の回収及びオンライン回答の受付を実施した。

 調査対象数は12,151件、有効回答数は 5,791件で、回答率は47.7%だった。

 同調査は、1980年よりほぼ5年ごとに、「空家実態調査」として継続的に実施してきたが、2018年住宅・土地統計調査(総務省)の調査対象の世帯が回答する調査票に新たに「居住世帯のない住宅(空き家)」について調査項目が追加されたことから同調査についても調査対象・方法の見直し、名称を「空き家所有者実態調査」と改められ実施されている。

集計結果の概要とポイント

集計結果報告書