コロナで歯医者を控えてたら歯を2本失った 2022-7

マスクがあって幸いだけど
今度は何がなんでも治療します

 早いものでもう夏ですね。ジメジメ蒸し蒸しの日々を乗り越えて本格的な夏です。暑いのは困りますが、海好きの私には楽しみな季節です。若い頃は、マリンスポーツをしていましたが、今は楽しんでいる人達の様子を海辺で見ているだけでも満足です。この波は難しいぞとかこの風はいい感じと想像するのが楽しいのです。いつか又、興じる日が来ると良いなと考えています。が、今は海の上で自分の命を守る自信が無いので諦めています。
 そのためには、万全な身体に整えないと駄目なのです。悪い所は特に無いのですが、先日、左の下の歯を2本失いました。もう猿山のボスにはなれないなぁという心境です。それ以前にも、いろいろな経緯から既に並びの歯を3本失っており、合計5本の歯が無い左側の下の列は淋しい限りです。
 こうなってしまったのには、コロナとは切り離して考えられません。歯茎が固まって来たら、部分義歯が入れられますと言われ、半年後に予約を入れました。それが3年前です。その後、コロナの流行で、歯医者へ行くのを躊躇していたら、片側の支えを失っていた2本の歯根が折れてしまったのです。2年以上も放置しては駄目ですよね。歯医者には叱られ、何とかならないかと問う私に諦めろ抜くしかないですと、きっぱり告げる医者。鬼に見えました。が、次は3カ月後なので、今度こそコロナだろうが、何だろうが行きます。マスク無しの世の中になっても、勝負出来る様にしたいので頑張ります。これ以上失ったら歯が無いのがばれるので、これだけはコロナでマスクで良かったです。食べ物が、時々こぼれるんですけどね。
 かかりつけの歯医者は、マンションから徒歩3分の所にあります。待合室で顔馴染みに会うのも度々です。他の場所で会えば立ち話をするのに、治療については誰も聞かないし語りません。皆、言えない事情があるんだろうなと思うこの頃です。
集合住宅管理新聞「アメニティ」2022年7
月号掲載)
【つづく】