猫は大切な家族の一員 2021-08

主人の闘病を支えてた猫
今は私の良きパートナー
猫のために働いているかも…

 夏本番です。連日の猛暑と蒸し暑さにマスク生活で立ち向かうのは大変です。それに台風の猛威が重なると、相当の覚悟が必要な日々です。大きな被害が出ない事を心より願っています。そして、一日も早いコロナの終息を心待ちにしています。
 さて、我が家で猫を家族として迎え入れてから9年目になります。主人の闘病を支えるパートナーになれば良いと思って来てもらいましたが、今は私を支えてくれる良い相棒となっています。休みの日は、家で過ごすことが多くなった最近は、不可欠な存在です。
 仕事で疲れて帰って来ても、マイペースな彼は眠たければ、目で私の姿を追うだけで、犬の様に大歓迎をしてくれる訳ではありません。でも、私が何か作業を始めてから、忙しく動き回っている足元に擦り寄って来たり、甘噛みして来たりする。今は、遊べないぞと言う時に限って甘えて来るのが猫なんですね。それが可愛かったりもして、相手をしてやろうかなと思っておもちゃを持ち出して名前を呼ぶと、テーブルの下で寛いでいたりする。「えっ?遊ばないのかい?」って事になる。
 こちらが諦めて、テーブルに座って買い物して来たレシートや仕事の書類の整理を始めると、その上に座り込んで邪魔をする、書き物をしている鉛筆をガリガリ噛みに来る。私の大好きな塗り絵も、必ず一回は阻止に来る。
 そんな猫は、私と次男にとっては大切な家族です。一人で留守番をする時間が長いので快適に過ごせるための配慮はします。家の中は危険が多いので、留守番中はケージに入れる決まりにしています。子猫の時からの習慣なので、自慢ですが「ハウス!」が出来るんですよ。調子の良い時は、出掛ける支度をしているだけで、入ってくれたりいます。
 ハンモックも大事。何回か買い替えてお気に入りを見つけました。フードも体調を壊さないように高級な物を、エアコンは24時間対応。私も息子も猫の為に働いている訳だな。

集合住宅管理新聞「アメニティ」2021年8月号掲載)
【つづく】