コロナ禍、結婚式の出席に悩む息子 2021-11

介護職で行動制限の厳しい息子に
同級生から結婚式の招待状
出席したいが、万が一を考える

 朝晩の冷え込みが身にしみます。秋も深まり冬の足音が聞こえる季節となりました。今年も残すところ二カ月となりました。
 コロナの感染者数が減少して来ました。ワクチン接種が進んだのでしょうか、国民皆が積極的に努力をして来たという事でしょう。それでも、感染する方がゼロになったわけではありません。後遺症と闘っている方も多くいらっしゃいます。油断する事なく日々の生活を送って行きましょう。コロナと向き合いながら、出来る限り注意して一日も早く穏やかな日常を取り戻したいですね。
 そんな思いを息子達に伝えた時、長男に高校の同級生二人から、結婚式の招待状が届いたんだけど欠席で返信して良いかなと相談されました。私と同じ介護関係の仕事をしているので、日々の感染対策には慎重です。もちろん充分な感染対策の元に執り行うであろうことは理解しています。高校時代部活動で寮生活を共にし切磋琢磨して来た仲間です。晴れの席に列席し、他の仲間と祝いたい気持ちで心は一杯です。それでも万が一を考えてしまうのは、現状で仕方が無いのではと思います。施設の高齢者の方に迷惑を掛けるのではという不安と昨年春に入籍した嫁のお腹には子供が居るのでその命も守りたいとの気持ち当然だと思いました。
 そんなわけで、長男は気持ちを伝えた手紙とお祝いを二人に其々送ったそうです。その後結婚式の様子はラインで送られて来ました。幸せな新郎新婦、ご両親の喜びに満ちた顔、心からおめでとうと伝えたいと思いました。コロナ禍で無かったら参加出来たのに残念だったろうなと長男には言いませんでしたが、考えてしまいました。
 私も長男も仕事柄、行動制限が厳しいです。医療関係の方々もそうでしょう。休みの日はマンションの部屋から外出しない日が増えました。インドアで過ごす方法も上手になりました。あともう少しの辛抱ですよね。きっと。

集合住宅管理新聞「アメニティ」2021年11月号掲載)
【つづく】