犬走り

建物の周囲や軒下に、石、レンガ、コンクリート、砂利などで敷固めた部分のこと。建物の外壁が雨滴で汚れるのを防ぐために行われるが、建物が地表に接する部分を保護し又地表と建物との見切をつける意味もある。江戸時代には、この犬走りは公有地とみなされ、人が庇の下の犬走りを雨に濡れずに自由に通行が出来た。