116.演奏家を支援しませんか!

 新型コロナウイルス♪

NPO日住協は、毎年2月の末に「春の交流会」という会員管理組合の理事さん、委員さんなどと賛助会員企業の皆さんに集まってもらい、相互の理解促進のための「春の交流会」を開催しています。第一部は講演、第二部はNPO日住協の事業の説明、第三部は懇親会という構成。数年前から第一部をコンサートにしたところとても評判がよかったと言います。最初は木管五重奏、2回目は金管五重奏、そして3回目の今年は弦楽四重奏の予定だったのですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止ということで、春の交流会を中止にしたそうです。私もぜひとも、そのコンサートを聴きたかった一人でしたが、とても残念でした。しかし、中止の判断は、2月26日の政府によるイベント等を控えてほしいという要請よりも早い2月22日。NPO日住協の危機管理がしっかりと行われていたと、我がことのようにうれしく思いました。

 

 音楽文化を大切に!

弦楽四重奏は、第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの3種類、4つの楽器で編成され、ハイドンの時代から多くの作曲家によって作曲されています。弦楽器という類似楽器だけの編成なので、音が融合してきれいなハーモニーがつくれるという特長があります。今年、生誕250年のヴェートーベンの弦楽四重奏曲は、よく演奏されていますし、とくに今年は耳にする機会が増えそうです。
新型コロナウイルスの影響で、無観客コンサートが増えるかもしれません。その演奏会をインターネットでライブ配信することで、多くの人に聴いてもらうことが可能になります。主催者は工夫が必要です。もちろん演奏はコンサートホールで直接聴くのが最上ですが、このような状況こそ、演奏家を支援することが大切ではないかと思います。ライブ配信やCDを選び、クラシックやジャズなどを楽しんではいかがでしょうか。
(服部 伸一 エッセイスト・写真家)
集合住宅管理新聞アメニティ451号 (2020年4月号掲載)