103.仰げば 尊し わが師の恩

音楽好きになった要因のひとつ♪

多くの先生に学びましたが、尊く恩を感じた師は、小学校では桃山先生と大谷先生、どちらも女性教師で、優しく丁寧に接してくれました。中学校では音楽の須田先生、女性教師で声がきれい、かつ美貌の持ち主。音楽に興味を抱いたのは先生の影響が大きかったと感じます。合唱コンクールなどにも挑戦し、先生も含めて合唱仲間とハイキングを楽しみました。

美術好きは先生のおかげ♪

美術の黒田先生はスマートで、先生という威厳はまったくなく兄貴のような雰囲気でした。当時は、先生は当番制で宿直をし、校内に宿泊をして見回りをしていましたが、その際、筆者は先生から誘われて学校に何度か泊まりました。保健室が一階にあり、そこにベッドが2つあり、多くの先生はそこで泊まっていたのですが、黒田先生は2階の方が安全だからと美術室の前室にマットレスを運び込み、そこで泊まりました。絵画のあれこれなど、少年の心を掴むような話しは、とても贅沢な気分にさせてくれました。

先生と制作したあれこれ♪

運動会では先生と2人で、学校の門の上に立派なアーチを制作したり、廊下のクラスを表示するパネルを曲線のある独創的なものにしたり、階段の踊り場数カ所に100号ほどの絵を描いて掲げたり、先生とは楽しい思い出ばかり。絵の観かたやものの考え方に大きな影響をもたらしてくれました。卒業式のイベントも先生と一緒に考え、それを実行し好評でした。
「仰げば 尊し 我が師の恩」を、それらの師に感ずるのです。
読者の皆さんの師は、どのような先生でしたか。

(服部 伸一 エッセイスト・写真家)
集合住宅管理新聞アメニティ437号 (2019年2月号掲載)

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