まちづくりに関する協定を締結/日野市・都市再生機構

 日野市と独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)は、11月25日(金)、「日野市と独立行政法人都市再生機構との「多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まちづくり」の実現に係る連携・協力に関する協定」を締結した。
 この協定は、UR都市機構が市内で管理している団地とその周辺地域を対象として、両者が連携・協力して、超高齢社会における地域の諸課題への対応、ミクストコミュニティ形成等に取組むことにより、高齢者から子どもまで幅広い世代の人々が集い、学び、働き、安心して暮らしていける「多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まちづくり」を実現することを目的としている。

 協定に盛り込んだ取組項目は以下のとおり。

一 高齢者が住み慣れた地域の中で安全に安心して暮らし続けられるための地域における包括的なケアの確立
二 若者世帯や子育て世帯を含む様々な主体の参画と連携による地域及び地域コミュニティの活力の創造
三 生活を取り巻く環境の変化に対応するための将来を見据えたコンパクトなまちづくりの推進と市内での住替えがし易い環境の構築
四 必要な機能導入を可能とする都市計画や一団地建築物設計等の見直し
五 前四号の取組みを通じた団地の地域医療福祉拠点化の推進

 今後は、多摩平の森及び高幡台の両団地を先行モデル地区として位置付け、両者が連携・協力しながら、協定の理念の実現に向けた取組みを行う。